2010年10月29日
2010年 紋別スクール 解禁第1組。
1.紋別解禁スクール
O生徒一行3名:5日間33チャンスから過去最高の19頭捕獲。
11月22日:解禁前。
今年は紅葉が1週間ほど遅く、今が最盛期です。
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一方繁殖シーズンは例年より数日は約本日から始まりました。
エゾ鹿を観察して20年程になりますが、初めてコールしている鹿と合体している鹿を見ました。何時もよく行く牧場の一つですが、牧草地の中央で子連れのメスに対して1頭のオスが合体中、そのすぐ近くをライバルのNO.2がコールしながらグルグル廻っていました。
NO.2の方がやや体格が上まわっている様に見えるのですが、目前で事が行われているのに手が出せません。
11月23日:3チャンスから捕獲2頭。
昨日合体を見る事が出来た牧場で朝1番を迎えた。
150mに60cm級オスとカニオスが見えます。5分前に配置に付き時間の来るのを待って発砲しました。私には失中、A生徒は命中させました。
A生徒のカニオスを回収中、別のオスが姿を出しました。70cm級オスが200mに止まっています。今度は私も命中しました。
この2頭を回収しO生徒一行の残る2名を空港に迎えに行きます。
残念ながらPMは出会いがありませんでした。到着日のPMにチャンスが無かったのは過去10年で初めての事です。
10月24日:3チャンスから捕獲2頭。
天候は超改正、朝1番はM生徒が70cm級を15mで失中してしまいました。まだ調子が上がらない様です。昨日に続き出会いが少ない日ですが、夕方には60cm級オスと72cmのオスを捕獲出来ました。
10月25日:4チャンスから4頭捕獲。
天候は相変わらず超改正、チャンスは余り多くなかった物の全ての射撃が成功し4頭捕獲となりました。
11月26日:6チャンスから5頭を捕獲。
明日の天気予報では雪、しかもたくさん降るそうで出会いが急に増えました。朝1晩、O生徒は150mでピンオスとメス2頭からなる群れに射撃、1発で見事にピンオスとメス1頭の計2頭のネック貫通となりました。恐るべしラプア338マグナムです。
10月27日:積雪30cm、12チャンスから5頭捕獲。
出会いは積雪のお陰で急速に増えましたが、まだ鹿は駆除の影響を受けた個体が多く逃げ足が速く特に大物には逃げられてばかりでした。
その中で何とか照準時間が得られた80cm級に150mで出会えましたが、O生徒は慎重になり過ぎて発砲の機械を逃がしてしまいました。
その他失中や発砲に至らずも多く12チャンスもあった割に捕獲は5頭に留まりました。
10月28日:6チャンスがありましたが、最終日で捕獲は極力抑え1頭としました。
O生徒は昨日の80cm失中後、不調が続いているのか、またもや200mで75~80cmが居ましたが失中してしまいました。この鹿はベーそのすぐ前の広場に数日前からおり、毎日何度も我々に対してコールを送ってくれていました。
最終日の最後に姿を出してくれたのですが、落差見積もりを誤り、失中となってしまいました。彼は338ラプアマグナムで500m級の射撃を決めるのが夢なのですが、ここ紋別スクールは100m前後の出会いが多い為、ゼロインを100mにして来ました。
Stdライフルの100mゼロインでも200mならばそのまま撃てば良いと思います。もちろんStdライフルのゼロインは150mが正解、200mまで落差修正無しで撃てます。
マグナムであればベストは200mゼロインで250mまで無修整OKと思います。
ただ50mmの首の骨に当てなければならないネック撃ちとなると話が別になります。
上記で言う落差無視射撃は±50mmをOKとしているからです。
射撃マニアかプロミートハンターであればネックショットも良いでしょうが、アマチュアハンターが大物を確実に倒したいと言うのであれば絶対にショルダー撃ちです。
ショルダー部分は背骨のヒレが発達している為に上下10cm(幅方向は30cm位)の幅に当たれば即死します。射程距離が思ったよりも長く落差が大きくなってもその下は心臓等がありまだかなりの有効度が期待出来ますが、ネック撃ちは首の骨を僅かでも外すと完全に未回収となってしまいます。
ショルダー撃ちは背ロースが痛みますが、大物に逃げられる事を思えばそんな事は誤差範囲です。もう一つの欠点として10cmを少し外すときれいに倒れますが10~30秒後の起き上がって走り出します。すぐにもう1発上半身に撃ち込めば起き上がる事はありませんので、ぜひこのショルダー撃ちをマスターして下さい。これが大物を捕獲する最も早道であります。
結果として5日間の実猟で捕獲は過去スクールの最高の17頭となりました。
大物は4度勝負の機会がありましたが、残念ながら成功は1回に留まりました。O生徒は体調不良で照準が決まらず、ミスが続き、自慢のネシカ338ラプアマグナムも十分な威力を発揮出来ませんでした。不調でも過去最高記録なのですからもし調子が良かったら大変な事になっていた解禁猟でした。
連日4頭以上が捕獲され肉の処理室は満杯です。
O生徒一行3名:5日間33チャンスから過去最高の19頭捕獲。
11月22日:解禁前。
今年は紅葉が1週間ほど遅く、今が最盛期です。
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一方繁殖シーズンは例年より数日は約本日から始まりました。
エゾ鹿を観察して20年程になりますが、初めてコールしている鹿と合体している鹿を見ました。何時もよく行く牧場の一つですが、牧草地の中央で子連れのメスに対して1頭のオスが合体中、そのすぐ近くをライバルのNO.2がコールしながらグルグル廻っていました。
NO.2の方がやや体格が上まわっている様に見えるのですが、目前で事が行われているのに手が出せません。
11月23日:3チャンスから捕獲2頭。
昨日合体を見る事が出来た牧場で朝1番を迎えた。
150mに60cm級オスとカニオスが見えます。5分前に配置に付き時間の来るのを待って発砲しました。私には失中、A生徒は命中させました。
A生徒のカニオスを回収中、別のオスが姿を出しました。70cm級オスが200mに止まっています。今度は私も命中しました。
この2頭を回収しO生徒一行の残る2名を空港に迎えに行きます。
残念ながらPMは出会いがありませんでした。到着日のPMにチャンスが無かったのは過去10年で初めての事です。
10月24日:3チャンスから捕獲2頭。
天候は超改正、朝1番はM生徒が70cm級を15mで失中してしまいました。まだ調子が上がらない様です。昨日に続き出会いが少ない日ですが、夕方には60cm級オスと72cmのオスを捕獲出来ました。
10月25日:4チャンスから4頭捕獲。
天候は相変わらず超改正、チャンスは余り多くなかった物の全ての射撃が成功し4頭捕獲となりました。
11月26日:6チャンスから5頭を捕獲。
明日の天気予報では雪、しかもたくさん降るそうで出会いが急に増えました。朝1晩、O生徒は150mでピンオスとメス2頭からなる群れに射撃、1発で見事にピンオスとメス1頭の計2頭のネック貫通となりました。恐るべしラプア338マグナムです。
10月27日:積雪30cm、12チャンスから5頭捕獲。
出会いは積雪のお陰で急速に増えましたが、まだ鹿は駆除の影響を受けた個体が多く逃げ足が速く特に大物には逃げられてばかりでした。
その中で何とか照準時間が得られた80cm級に150mで出会えましたが、O生徒は慎重になり過ぎて発砲の機械を逃がしてしまいました。
その他失中や発砲に至らずも多く12チャンスもあった割に捕獲は5頭に留まりました。
10月28日:6チャンスがありましたが、最終日で捕獲は極力抑え1頭としました。
O生徒は昨日の80cm失中後、不調が続いているのか、またもや200mで75~80cmが居ましたが失中してしまいました。この鹿はベーそのすぐ前の広場に数日前からおり、毎日何度も我々に対してコールを送ってくれていました。
最終日の最後に姿を出してくれたのですが、落差見積もりを誤り、失中となってしまいました。彼は338ラプアマグナムで500m級の射撃を決めるのが夢なのですが、ここ紋別スクールは100m前後の出会いが多い為、ゼロインを100mにして来ました。
Stdライフルの100mゼロインでも200mならばそのまま撃てば良いと思います。もちろんStdライフルのゼロインは150mが正解、200mまで落差修正無しで撃てます。
マグナムであればベストは200mゼロインで250mまで無修整OKと思います。
ただ50mmの首の骨に当てなければならないネック撃ちとなると話が別になります。
上記で言う落差無視射撃は±50mmをOKとしているからです。
射撃マニアかプロミートハンターであればネックショットも良いでしょうが、アマチュアハンターが大物を確実に倒したいと言うのであれば絶対にショルダー撃ちです。
ショルダー部分は背骨のヒレが発達している為に上下10cm(幅方向は30cm位)の幅に当たれば即死します。射程距離が思ったよりも長く落差が大きくなってもその下は心臓等がありまだかなりの有効度が期待出来ますが、ネック撃ちは首の骨を僅かでも外すと完全に未回収となってしまいます。
ショルダー撃ちは背ロースが痛みますが、大物に逃げられる事を思えばそんな事は誤差範囲です。もう一つの欠点として10cmを少し外すときれいに倒れますが10~30秒後の起き上がって走り出します。すぐにもう1発上半身に撃ち込めば起き上がる事はありませんので、ぜひこのショルダー撃ちをマスターして下さい。これが大物を捕獲する最も早道であります。
結果として5日間の実猟で捕獲は過去スクールの最高の17頭となりました。
大物は4度勝負の機会がありましたが、残念ながら成功は1回に留まりました。O生徒は体調不良で照準が決まらず、ミスが続き、自慢のネシカ338ラプアマグナムも十分な威力を発揮出来ませんでした。不調でも過去最高記録なのですからもし調子が良かったら大変な事になっていた解禁猟でした。
連日4頭以上が捕獲され肉の処理室は満杯です。
Posted by little-ken
at 07:36
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