2012年01月23日

3.NZの狩猟鳥獣とライセンス制度。

3.NZの狩猟鳥獣とライセンス制度。
狩猟可能な鹿類はすでに紹介されていますが、赤鹿、ファロー鹿、日本鹿、サンバー鹿、ルサ鹿そしてエルクが可能です。野性の物は混血も多く見られます。
他の獣類としてヒマラヤンター、ヨーロッパシャモア、猪、野ウサギ、野性化したヤギ&ヒツジ&牛、等々があります。それ以外にもオーストラリアから持ち込まれたポッサムやワラビーがあります。

NZではピストルによる狩猟が禁止されている以外、全ての狩猟動物は本来NZに取って害獣ですから数の制限やシーズンの規制などは殆んどありません。ライセンスは必要ですが獣類の狩猟ライセンスは無料で1年中狩猟が可能です。

狩猟鳥類も多くは持ち込まれた物が多く、今回の狩猟対象ではパラダイスダック(日本名は黒赤ツクシガモ)だけがNZ固有種です。他に狩猟可能な鳥類としてカモ類(マガモ、カルガモ、ハシビロガモ)、カナダガン、黒鳥、キジ、ウズラ、七面鳥、鳩、孔雀、等々があり、NZではバードハンティングも非常に盛んです。鳥類に対してのライセンスは有料(70NZ㌦)で期間と定数の設定があります。鳥猟にライフル類(エアーライフル除く)は使えません。

その取り決めは場所やその種類ごとに細かく規定がありますが、おおまかに言えば主に冬場の3~8月までが可能でメインは5~6月です。全般的に言えば日本とは比較にならない位に狩猟鳥の種類も多く、また定数もダックやガンは10~30羽(カモの種類ごと)ですから我が国の各種合わせて5羽までとは比較にならない設定です。七面鳥等の家畜化された物が野性化した物はこの狩猟法の対象外で何時でも撃てます。

狩猟可能時間は安全が確認されれば夜間でも問題はなく、夜行性の動物はサーチライトを使って撃ちます。日の出から日没までと時間にうるさい日本とは大違いです。多くの先進諸外国でも基準時間は日の出と日没ですが前後に30~60分が認められています。そしてこれも先進国の共通ですが資格を持った公認ガイドが同行すればライセンスの無い人でも狩猟出来ます。更にNZの凄い所にライセンスを持った親と行動すれば子供でも問題はなく、その場合には年齢制限すらが無い事です。

銃所持は16歳でエアーライフル、18歳以上なればライフル(セミオート除く)やショットガン(セミオート含む)もOKです。日本の様にライフルに10年の経験が必要とか口径制限や装弾数制限とかのアホらしい規制もありません。ライセンス的には他にセミオートライフルによるプロハンティング資格、アンティーク銃、ピストルのライセンスがあります。

銃はフルオートはダメ、軍用銃(セミオートは別ライセンス)OK、口径制限特になし、マガジン容量も特になし、10番の散弾銃であろうが、アフリカの象撃ち用であろうがバレット50口径であろうが何でもOKなのです。

今回我々を案内して下さるガイドの加藤氏はNZでただ一人の政府公認ガイドの資格を持った日本人で1983年以来NZに永住しています。 http://www.huntingaotearoa.co.nz
彼に同行してもらえば言葉の問題も全く無く日本での銃や狩猟の資格や経験が無い人でもNZで狩猟を十分に楽しめます。

NZは狩猟期間及び時間帯制限、狩猟対象の多種さ、捕獲制限数の多さ、使用銃器の自由度等々、そのどれを取っても(北海道のエゾシカ猟を除き)世界でこれ程の国はありません。
またガイド代やホテル代等の諸物価の安さも大きな魅力です。ヘリコプターを使ったダイナミックなスポーツハンティングも物価の比較的安いこの国では一般的な庶民でも手が届く範囲にあり、そのエキサイティングなヘリハンティングもNZの大きな魅力の一つです。




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Posted by little-ken  at 11:31 │海外狩猟