2008年07月13日
万能ショットガンSKB1900改スイングマスター。
1.最高の動バランスの30インチフルチョークとハンドリング製抜群の21インチフルチョークの大物銃。
私は長い間SKBの30インチフルチョークのセミオート(通称ガスオート)を使っておりました。軽合金期間部の軽さと長い銃身が静的&同バランスが優れていたからです。
ところがこの銃もカモ撃ちやハト撃ちの広いフィールでは最高なのですが、森の中のシカ撃ちにはその122cmある長さが大問題となりました。
そこで作ったのがレミントン11-87で銃の全長は108cmでリブバレルの素早い指向性で照準しフルチョーク&バックショットで遠射すると言う作戦です。この銃に付きましてはショットガン編の7-4「本州大物巻き狩り用ベストガン」で詳しく述べておりますが、予想通りの成果を出せました。この銃で10頭余を撃墜しましたが、超近射2mから遠射50mまで失中はゼロ、命中後も最大50mで倒れ、非常に満足の行く結果でした。
2.鳥撃ちと兼用出来る銃にしたい。24インチのSKBオート。
短銃身の11-87は大物巻き狩りでは非常に満足の行く銃でしたが、スイングが重要となるカモやハト撃ちには必ずしも満足は行きません。短銃身だから弾速が出ずに特に非力と言う事は感じませんが、銃身が短か過ぎるのとレシーバーが重過ぎて動バランスが悪く失中や半矢が多かったのです。そこで更に高い万能性と命中率を求めて次に作品を作りました。
ベースは同じSKBです。バレルを24インチのインナーチョーク式としました。特にインナー交換チョークが目的ではなく、レシーバーがアルミである事と組み合わせて銃身を先重にしたかったのです。レミントンのバレルはストレートでしたが、SKBのバレルはチョーク付近の肉厚を増しておりこれも先重に好都合でした。結果バレルは30インチフルチョークに比べて100g強軽くなり、スイングバランスも良好な30インチとほぼ近い状態になりました。実際トラップを撃ってみてもほぼ同等の命中率が出せました。
3.更なる改良。(SKB1900改スイングマスターの誕生)
しかし24インチノーマルはスナップショット時に目標に素早く向けた時の銃口の志向がやや安定しません。又発射時の跳ね上がりもやや大きく次弾の志向性にも問題がありました。
そこでフロントにバランサー錘を付けました。本当は銃口に付けると効果が大きいのですが、取り付ける適当な方法がありませんので先台を止めるネジ部品を大きくし、その中に鉛を入れた物を自作しました。試行錯誤の末約150g増の時にバランスが良くなりました。これでスナップ時や連射時の指向性が大幅に向上し、カモのダブルやトリプル撃ちが容易になりました。完成した
本銃にはSKB1900改スイングマスターと名を付けました。
全長は約112cmとレミントン11-87の21インチバレルの時に比べて40mm程長くなりましたが、森の中でも余り支障は無さそうです。使用チョークはもちろんフルチョークのみを使っております。
ヒグマの半矢捜索にはブッシュの影から突然反撃の可能性がありますので絶対に本銃&バックショットを持って行こうと思っております。
普通のスラグ初心者がエゾシカを捕獲しようとするなら絶対にフルチョーク&バックショットの方が圧勝です。24インチSKBはその意味でも最強です。本銃はそのまま美味しい鳥である蝦夷雷鳥猟やマガモ猟に使えるのも魅力です。
写真:フロントバランサー取り付けたSKB1900改スイングマスター。
4.SKB1900改スイングマスター実戦記録。
08年初夏に我地方の有害鳥駆除が行なわれ、参加人員は11名、全体ではカモ51、カラス23、ムクドリ8でした。我スイングマスターはこの中からカモ18、カラス6、ムクドリ8を撃墜しました。カモ全体の35%、ムクドリの100%、全種合計では39%、32羽がたった1丁のSKB1900改スイングマスターから上げられました。
また32羽の撃墜の内訳もダブルが6回、トリプルが2回とスイング性能、連射性能は抜群でした。遠射性能に付きましては先のダブルやトリプルとカウントはダブりますが、10数回が遠射でありこちらの性能も抜群でありました。
カルガモに対して7.5号の有効限界はインプで約40mがフルで約50m、僅か20%の差の様に見えますが実際の多くは30mから射撃が始りますので2倍以上有効に撃てる感じがします。
写真:SKB1900改スイングマスターとカルガモ群。
写真:全体スコアは82羽/11名。
私は長い間SKBの30インチフルチョークのセミオート(通称ガスオート)を使っておりました。軽合金期間部の軽さと長い銃身が静的&同バランスが優れていたからです。
ところがこの銃もカモ撃ちやハト撃ちの広いフィールでは最高なのですが、森の中のシカ撃ちにはその122cmある長さが大問題となりました。
そこで作ったのがレミントン11-87で銃の全長は108cmでリブバレルの素早い指向性で照準しフルチョーク&バックショットで遠射すると言う作戦です。この銃に付きましてはショットガン編の7-4「本州大物巻き狩り用ベストガン」で詳しく述べておりますが、予想通りの成果を出せました。この銃で10頭余を撃墜しましたが、超近射2mから遠射50mまで失中はゼロ、命中後も最大50mで倒れ、非常に満足の行く結果でした。
2.鳥撃ちと兼用出来る銃にしたい。24インチのSKBオート。
短銃身の11-87は大物巻き狩りでは非常に満足の行く銃でしたが、スイングが重要となるカモやハト撃ちには必ずしも満足は行きません。短銃身だから弾速が出ずに特に非力と言う事は感じませんが、銃身が短か過ぎるのとレシーバーが重過ぎて動バランスが悪く失中や半矢が多かったのです。そこで更に高い万能性と命中率を求めて次に作品を作りました。
ベースは同じSKBです。バレルを24インチのインナーチョーク式としました。特にインナー交換チョークが目的ではなく、レシーバーがアルミである事と組み合わせて銃身を先重にしたかったのです。レミントンのバレルはストレートでしたが、SKBのバレルはチョーク付近の肉厚を増しておりこれも先重に好都合でした。結果バレルは30インチフルチョークに比べて100g強軽くなり、スイングバランスも良好な30インチとほぼ近い状態になりました。実際トラップを撃ってみてもほぼ同等の命中率が出せました。
3.更なる改良。(SKB1900改スイングマスターの誕生)
しかし24インチノーマルはスナップショット時に目標に素早く向けた時の銃口の志向がやや安定しません。又発射時の跳ね上がりもやや大きく次弾の志向性にも問題がありました。
そこでフロントにバランサー錘を付けました。本当は銃口に付けると効果が大きいのですが、取り付ける適当な方法がありませんので先台を止めるネジ部品を大きくし、その中に鉛を入れた物を自作しました。試行錯誤の末約150g増の時にバランスが良くなりました。これでスナップ時や連射時の指向性が大幅に向上し、カモのダブルやトリプル撃ちが容易になりました。完成した
本銃にはSKB1900改スイングマスターと名を付けました。
全長は約112cmとレミントン11-87の21インチバレルの時に比べて40mm程長くなりましたが、森の中でも余り支障は無さそうです。使用チョークはもちろんフルチョークのみを使っております。
ヒグマの半矢捜索にはブッシュの影から突然反撃の可能性がありますので絶対に本銃&バックショットを持って行こうと思っております。
普通のスラグ初心者がエゾシカを捕獲しようとするなら絶対にフルチョーク&バックショットの方が圧勝です。24インチSKBはその意味でも最強です。本銃はそのまま美味しい鳥である蝦夷雷鳥猟やマガモ猟に使えるのも魅力です。
写真:フロントバランサー取り付けたSKB1900改スイングマスター。
4.SKB1900改スイングマスター実戦記録。
08年初夏に我地方の有害鳥駆除が行なわれ、参加人員は11名、全体ではカモ51、カラス23、ムクドリ8でした。我スイングマスターはこの中からカモ18、カラス6、ムクドリ8を撃墜しました。カモ全体の35%、ムクドリの100%、全種合計では39%、32羽がたった1丁のSKB1900改スイングマスターから上げられました。
また32羽の撃墜の内訳もダブルが6回、トリプルが2回とスイング性能、連射性能は抜群でした。遠射性能に付きましては先のダブルやトリプルとカウントはダブりますが、10数回が遠射でありこちらの性能も抜群でありました。
カルガモに対して7.5号の有効限界はインプで約40mがフルで約50m、僅か20%の差の様に見えますが実際の多くは30mから射撃が始りますので2倍以上有効に撃てる感じがします。
写真:SKB1900改スイングマスターとカルガモ群。
写真:全体スコアは82羽/11名。
ライフルハンターの究極の射撃。ボルトは自動より速い。
今度はライフル射撃に行って来ました。
高齢に伴う技量低下に思う事。
フリンチング射手が2日目に12mmを出しました。
サコー75改スイングスペシャル。
今度はライフル射撃に行って来ました。
高齢に伴う技量低下に思う事。
フリンチング射手が2日目に12mmを出しました。
サコー75改スイングスペシャル。