Hunting School の記録。　　　

16日午後からの雪は17日＆18日に及び断続的に降り続け、そのせいかシカは殆ど出なく、3日間で2回チラと見ただけに終わりました。これ程シカを見ないのは紋別で猟を始めて5年になりますが、初めての事でした。
18日午後からは激しい吹雪となりこれは19日中続き19日は出猟出来ませんでした。

20日はその他にまで雪が小降りになりました。4回のチャンスから2頭をゲット出来ましたが、何とその夕方から再び激しい吹雪です。20日のチャンスもいわゆる大きな気象変動の前後に来るビッグプレゼントとは程遠く難易度の高いチャンスだけでした。
天候不良はこれで終わったわけでは無く、更に翌21日も一日中激しい吹雪で猟になりません。時期を問わずして5日間も天候不良が続く事は前代未聞です。

22日からは3年連続大物賞のS生徒が合流しましたが、この日もブリザードでロクな成果はありません。

23日もまだまだブリザードは吹き荒れましたが、この影響が薄い所は何処かを考えて出猟した所、これが大当たりになりました。何と8チャンスもあり、75cm級大物もおりましたが残念ながら150mの射撃は未回収に終わりました。大物は失中しましたが、他は良好でランニングとトリプルが決まったかに見えましたが、1頭は未回収でダブルに留まりましたがS生徒は3頭捕獲にご機嫌です。
この数kmに渡る狭いエリア以外はシカがまだ全く出ておらず、読みが当たった事に講師は深い満足を覚えました。

24日、本日最後で朝の出撃だけですが、まだブリザードの影響がかなり残っております。シカは夜中に少し牧草地に出ますが、それは昨日成功した狭いエリア以外は遊びに出るだけで菜食の痕跡は全くありません。
よって昨日と同じエリアに出撃しました。いました。またもや75cm級ですが、S生徒はまたもや失中してしまいました。たぶん4年連続大物成功を意識し過ぎた結果と思います。


　　　　　　　　　惜しくも70cmに満たなかったS生徒。

今日は土曜日であり、地元ハンターも出て来ました。よって一山越えた隣接地に移動しましたが、これが再び大当たりです。
65cm級がおりました。約100mです。フェンスの手前で止まる所をS生徒は冷静に待ち、肩甲骨を撃ち抜きクリーンキルに見えましたが、急所を僅かにずれた為に30秒後再び起き上がり走り出しました。そこで講師がランニング射撃をしましたところこれが見事1発で決まりました。

残念ながら結果は65cmであり、S生徒の4年連続大物小はありませんでした。その後隣接地で講師は300mの遠射でカニ角のウォーキングを撃ち獲り最後の日もハッピーエンドに終わる事が出来ました。S生徒は2.5日(実質1.5日)の実猟で大猟の4頭をお持ち帰りをする事になり、嬉しい悲鳴を上げておりました。


　　　　　　　　　ブリザードの後はオオワシも渡って来ました。