Hunting School の記録。　　　

10月29日：I生徒一行は本日の時間の関係で朝の猟をしないで帰ります。結局実猟4日、出会いは17回、捕獲は4頭となりました。午後はD生徒が合流します。

D生徒は到着そうそうに出会いが2件ありました。最初は森林コースで距離は30mですが何故か失中、続いてメス3頭の距離70mの出会いがあり失敗を挽回となりました。

10月30日：天候はシカ日和です。5チャンスから1頭捕獲となりました。50cm級のオスが150mを走っておりますが、見事これに命中しました。一方で失敗した方のチャンスには80cm級が含まれ悔やまれます。内容はこうでした。オス5頭がメス獲得の順位争いで等間隔に睨み合っていたのです。この内の1頭が我々の接近に気が付き距離200mで走り出しその為ランニング射撃となってしまい結果としては失中となりました。

10月31日：本日は曇り、今日もシカ日和です。5チャンスから1頭の捕獲、2頭が未回収となりました。未回収の中には75cm級オーバーが含まれ、150mから発射し心臓付近に命中し一度は倒れそうになったのですが立ち直ってトンずらしてしまい、非常に残念な思いをしました。翌日も捜索しましたがどうしても見付かりません。

11月1日：本日は土曜日で今日から3連休です。他のハンターに出会わない様なコースを選びました。天候も晴れておりあまりシカ日和ではありません。それでも午前中に3度のチャンスがありましたがことごとく失敗し上手く行きません。昨日の大物未回収顔を引いているかも知れません。気分直しにお昼は渓流釣りをする事にしました。結果は30分で20cmを筆頭に12匹となり、夕方はムニエルで美味しく頂きました。D生徒の後輩のT生徒も大喜びです。T生徒は現在サベージボルトの所持の手続中、来年が楽しみです。
午後はベースのすぐ前の林道を廻りました。3時頃150mの距離で70cm級の大物が林道を遮る様に仁王立ちこれに命中弾を得ました。シカはすぐに森に入りましたが幸い数十mの所をウロ付いており止矢にも成功しました。ベースにすぐ近かったので体重測定もして見ました。結果は角長は70cmジャスト、体重は見掛けよりも軽く125kgでした。解体してみますと脂肪も殆んど無く体重が軽いのも納得と言う感じでした。



11月2日：前日から急速に冷えて本日は何処に行ってもシカが居ます。午前中だけで何と6チャンスも出会いがありない良い敵には大物がおらず不満足ですが、2頭を頂く事が出来ました。午後はボス級大物を狙いますが良いチャンスがありません。小オスと60cm級のオスはパスをしてメス3頭の群れがおり、この群れのボスの出現に掛けましたが日没時間までに出現しませんでした。本日は9チャンスから2頭になりました。

11月3日：本日の朝は小雨、非常に暖かくシカが出ておりません。昨日の様にたくさんの出会いの日もあればその反対に本日の様なあまり良くない日もあります。それでも60cm級オス4頭が順位決定戦をしている場面に出会えましたが射撃距離が300mを少し超えております。地形的にこれを短縮する事は難しく射撃しましたが失中に終りました。他にも近くの林道でメス2頭がいましたが上手くアプローチ出来ずに逃げられてしまいました。
それでも夕方には3チャンスがありましたが、希望する70cmオーバーがおらずパスが続来ます。結局最後の50mに居た60cm級を撃つ事に決めて本日を終了しました。たくさん捕獲して来ますと徐々に贅沢になって来るのです。

11月4日：朝起きてビックリ、積雪が10cmもあります。これほどの積雪でしかも現在も雪が降っていますとシカは出ていないと思いますが、これが最後の出猟となりますのでひとまわりして見ました。500mに中型オス2頭を発見、これの片方に250mまでアプローチし射撃しましたがキョトンとしています。2発目はかなり近くを弾が通ったと見えピクンとしましたがまだそのままの様です。3発目の今度は心臓に命中し5ｍ走って倒れました。本年度最後をかなり不満足ですが飾る事が出来ました。
D生徒は6日間の実猟から32回の出会いがあり、8頭の捕獲に成功しました。又本年も70cmの大物を捕獲出来ました。


気分直しの渓流釣り。


70cmの大物は意外と痩せており127kg。


2日の朝1番講師と二人で一瞬の2頭。