Hunting School の記録。　　　

1７日、夕方大物5頭の群れから79cm捕獲。1８日モンゴル丘にて、大物4頭の群れから86cm捕獲。

12月15日：
本日は根室入りの日です。北海道中は晴れ、積雪は僅かです。石北峠も美幌峠も積雪は20cm程度です。美幌峠から別海までは積雪がありましたが、根室に入る頃から積雪は無くなりました。晴天で積雪が無しの場合は余り好猟とは言えませんが、とりあえず明日からどうなりますやらです。

12月16日：
超快晴です。積雪はなく一般的に言えば出会いが少ない日になります。
ところがフタを空けてみると以外にシカがたくさん居ます。
朝1番のピン角の鹿は傑作でした。発見と同時にその鹿は走り始めました。200mです。敵は相当スレているかと思いつつ車で追跡します。当初は平行に走っていたのですが、まもなく鹿はドンドンこちらに近寄って来るではありませんか。最終的にはこちらに真正面から向かって来ます。なるべく近くまでと思い発砲を待っていると50mで気が付き、横に向きを変えて走り出しました。ランニング1発で決まりです。本日は5チャンスから3頭捕獲です。

12月17日：
本日も晴れ、昨日とは大違いで鹿は全く出ていません。朝7時頃、200mに75cm級を発見しましたがアプローチに失敗しました。10時頃、今度は250mにメスを発見しましたがこれもアプローチに失敗してしまいました。こちらのミスもあるのですが、敵がスレているのです。
夕方80cm級が300mにいましたがこれはもっと早く逃げ出しました。車で追跡しますとやがて大物オスばかり5頭が走っているのに追い付きました。多少追い越しておいて頃はヨシと車を急停止させ射撃に入ります。
撃ち始めは100m、3発撃って最終的には150m位で良い命中音が聞こえて来ました。倒した鹿を見ますと3発とも命中していました。前足が片方根元から折れ、さらに後ろ足も片方ヒザで折れていました。80cmはあるかと思いましたが計測してみると79cmしかありません。群れは5頭でこの捕獲した鹿は2番目の大きさでした。1番大きなのは残念ながら射撃条件が良くないので2番目を狙ったのです。
本日は3チャンスから79cmの大物オス1頭の捕獲です。


12月18日：
夜半からずっと雨でしたが、明け方だけ少しやみました。天気予報によればまだまだ夕方まで雨が降るとの事ですから出会いは全く期待出来ません。
日の出は6時45分ですが、朝一番は予想通りと言うか鹿は全くいません。やはりと思いましたが念の為にひとまわりしその末期の事です。7時15分頃、突然メス鹿の群れを銃禁境の民家近くで2回見ました。
ならばもうひとまわりです。75cm級が200mにいましたが、スレているらしく銃を構える暇も無く逃げ出しました。これは鹿が動き出したと判断し、モンゴル丘に行く事にしました。
経験からこの辺が居そうだとアプローチしようとすると80cm級を初めとする4頭のオスが飛び出しました。まだ300m以上あり流石の私のランニングも射程外で追跡します。
5kmほど先の通過予想点まで急いで向かいます。会合点に到着する頃ちょうど群れも来ました。距離を150mまで詰めて車から飛び出してランニング射撃です。
狙うは当然1番大きなヤツです。ちょっとタイミングが合わなかったかと思いましたが、1発で命中し倒れました。肩甲骨の急所を狙ったのですが、後方に50cmほどズレて背骨に当たり前足だけでもがいています。止めを撃ち、回収していると再び雨が強くなり、AMはこれで終わりとしました。計測すると何と86cm、600頭余の中でNO.3のランキングです。
雨は夕方まで続くかと言う勢いでしたが3時頃になると急に明るくなり出猟するも出会いはありませんでした。


12月19日：
本日は昨日の反動か、はたまた翌日に再び悪天候が予想される為か出会いの非常に多い日となりました。結果としては8チャンスから6頭の捕獲となりました。
全てメスの群れで3~20頭、合計では53頭もの出会いとなりました。多分明日は再び出会いが減少すると思われます。