2011年10月25日
2011年度紋別解禁猟⁻講師編
10月25日:5チャンスから頭捕獲、75cm級未回収。
朝1番はベースの近くで2度チャンスがありました。1回はピンオス2頭の山から降りたばかりのメデタイ群れ、この片方を50mで射撃、頂きました。2回目は100mでメス2頭の群れですが、これは駆除慣れしており、発砲には至りませんでした。
3度目は200mの単独メス、これはメデタイ鹿で頂く事が出来ました。
期待された2回目の冷え込みは不完全燃焼、高度の高い山寄りには新しい鹿が少数降りて入る物の全体的にはそれはまだ少数、今の鹿はまだ駆除慣れした鹿が多く姿は見れても射撃に至るのは講師を持ってしてもかなり難しいのが現状です。
本日の天候はガスが掛かった厚い曇り、月は新月、パラ雨も少しあり、鹿撃ちには最も適している天気と言えますが、それでも本年の初日はこんな程度でした。
ベース付近は白樺の黄葉が終わり掛け、かわってカラ松の黄葉が半ばを迎えており、山の視界は随分向上しました。
鹿もまだ鳴いてはおりませんが、昨日の夜の時間外にはメスに付いたオスの姿は見る事が出来ました。また夕方日没時間前後には多数の鹿が牧草地に現れましたが、全て駆除慣れした鹿の群ればかりでした。
当地区の本年のエゾ鹿猟は10月1日解禁、従って例年の様にハンターの姿は見ません。
多くの遠征ハンターが10月1日の解禁と共に北海道を訪れましたが、10月初旬の積雪を伴う冷え込みの前後を除き、豊猟であったと言う話は聞きません。
鹿のこう言う行動からすれば当然ですよね。
あと数日、例年ですとその境は10月28日、遅くとも来週にはと言った所でしょう。
さてPMは山に近いエリアに行きました。定刻が近くなっても中々出て来ません。
5分前になってやっと出て来ました。75cm級です。射程200m強です。命中しましたが、未回収となりカラスのお告げ待ちになってしまいました。
2分前、メス4頭の群れを3段角になったばかりの3~4歳の若鹿が追い掛けていました。
これは駆除慣れしたグループらしくアプローチ初期にもう走り始めました。
冷えは今1つ足りませんが、発情期はもう始まりそうです。
10月26日:5チャンスから79cm捕獲、他にも色々捕獲。
朝夕は晴れ、新月でなければ最悪の条件です。朝1番は500m先に75cm級を発見、あそこに至るアプローチルートはあるのですが、間に合わないかも知れずこれはパスします。
本日はこれまでとべースに帰投中、60cm級を発見、森の手前250mです。おまけのかなりの強風、当たらないかも、やはり失中でした。
まだ少し帰るには早いのでベース近くの林道をパトロールしてからにします。エゾライチョウ発見、おめでたそうです。1度バックしてショットガンを準備し、忍び足接近です。約30m、居たと思った途端飛びました。すかさず1発命中です。エゾライチョウ1羽ゲット。
PM、エゾライチョウはもう居ないかと同じ林道です。今度はタヌキが2頭、本日はショットガンデイです。またマガモの10羽ほどの群れを発見、これは温存しておき28日に生徒が来てからはマガモ猟もしてみたいと思っております。
夕方30分前、カニオスを250mで発見、これも強風です。やはり失中でした。
本日の最後は森の中の牧草地です。まだ山から新しい群れは殆んど降りていないと思いますが、恋の季節は始まった様に思ったからです。
予想通り、定刻5分前、その場所に近付いた頃、ちょうど森から出て来ました。ボス又はNO.2です。かなり遠方からもう警戒モードに入っておりランニングショットは避けられそうもありません。やはり走り出しました。車で良さそうなポイントまで走ります。
もうすぐ出て規定ポイントに到着ですが、ふと気が付きました。このままでは鹿を被せ過ぎて広い牧草地ではなく短い森の方に走ってしまうと。ブレーキを踏んで鹿を少し走らせます。予想通り広い牧草地を走るコースに乗りました。頃は良し、車から飛び出し、発砲準備です。すでに100m強になってしまいました。
1発目、当たらなくはないと思いましたが、有効では無かった様です。鹿はジグザク逃避に走行パターンを変えました。次のジグ方向にタイミングを合わせます。銃を止めない様にと心掛けジグ方向に変わりました。2発目発射、良い命中音と同時に鹿は前方にコケました。
角地面に突き刺さり、そのまま地面に叩き付けられる様に止まりました。
足がまだもがいており。止め矢を撃とうとしましたが、前足は動いていないので止め矢は中止しました。計測すると79cmでした。
角長79cm、体重130kg、スクールで体重測定した固体では1番思い個体でした。
そこから数km離れた場所でボス争いを見ました。250m位ですから射撃は可能ですが、もうタイムリミットを15分過ぎています。初めて真剣モードのボス争いを見ました。15分位見ておりますとその内に暗くなって良く見え難くなりましたが、まだ全力でやっています。
普通は数分で方が付きますが、今回はまだ当分の間決着がつきそうもありません。両者とも体格は互角、角長は80cm弱と見ましたが力の差が殆ど無い様です。
とうとう待望の繁殖シーズン突入です。先の79cmもまだ群れには付いておらず、ボス争いへの出勤途中だったと思われます。今がそのシーズンみたいです。
山から新しく降りて来る群れはまだの様ですが、それもあと数日でしょう。
真っ向からぶつかり合います。少なくとも15分以上やってました。
右の鹿はコケますがそれでもまだ怯みません。
10月27日:5チャンスから3頭、ヒグマアプローチ失敗。
朝はガスが掛かり狩猟的には良好な状態、昨晩はやや冷え込みました。少し山から新しい群れが降りたかも知れません。
朝1、ベースの近くにメス4頭を従えたボスが居ました。これは山から降りた個体ではなかった為、アプローチ中に走り出しました。150mランニングショットは決まらず失中となりました。
続いてO牧場、400m級に一群れがいます。ネス5頭にボス、遠巻きにNO.2とNO.3がいます。これは新しい群れの様です。何処からどの様にアプローチしようかと思案していますと丸く黒いのがやや方向は違いますが、やはり400mにいます。
ヒグマです。あまり大きくありません。全身真っ黒でクロクマみたいです。
迂回して逃げ道を遮断する作戦を取りましたが、残念ながら数秒足りずに失敗しました。
ヒグマはすんでの所で命広いしました。う~ん、残念無念、もうちょっとだった。
続いてY牧場です。メス3頭が森の入口にいます。50mから1頭を頂きました。多分ボスも近くにいると思うのですが、ベテランらしく姿を出しませんでした。
話変わりますが、昨日は渓流釣りもしました。
2時間ほどで20cm前後のドリーバーデン(樺太岩魚)を20~30匹、25㎝級レインボウを5匹釣りました。ドリーバーデンは後から来る生徒の為に全量放流、レインボウのみキープしました。
レインボウはニジマスです。スーパーで1匹100円位で売っているあれと同じ種類ですが、あれは養殖、全くの別物で食べてみればその違いがすぐに分かります。
天然物は尻尾を切ると内臓付きの小骨を含むユニットを芸術的にすっぽり抜く事が出来ます。
アユも岩魚も天然物は同様です。無駄なく綺麗に美味しく戴く事が出来るのです。
さてPM、ベース近くでおめでたいメスを50mでトンコロしました。
夕方は晴れ、上手くありません。こう言う日は日没後10分~30分に良く鹿が動きます。
それでも50㎝級3段角のオスが2分前に出て来てくれ、150mで倒しました。
日没25分後には4頭のメスのボスに会えましたが80cm以上です。また夕方早くから暗くなる日に出直します。ここから数km以内に出てくれます。
朝1番はベースの近くで2度チャンスがありました。1回はピンオス2頭の山から降りたばかりのメデタイ群れ、この片方を50mで射撃、頂きました。2回目は100mでメス2頭の群れですが、これは駆除慣れしており、発砲には至りませんでした。
3度目は200mの単独メス、これはメデタイ鹿で頂く事が出来ました。
期待された2回目の冷え込みは不完全燃焼、高度の高い山寄りには新しい鹿が少数降りて入る物の全体的にはそれはまだ少数、今の鹿はまだ駆除慣れした鹿が多く姿は見れても射撃に至るのは講師を持ってしてもかなり難しいのが現状です。
本日の天候はガスが掛かった厚い曇り、月は新月、パラ雨も少しあり、鹿撃ちには最も適している天気と言えますが、それでも本年の初日はこんな程度でした。
ベース付近は白樺の黄葉が終わり掛け、かわってカラ松の黄葉が半ばを迎えており、山の視界は随分向上しました。
鹿もまだ鳴いてはおりませんが、昨日の夜の時間外にはメスに付いたオスの姿は見る事が出来ました。また夕方日没時間前後には多数の鹿が牧草地に現れましたが、全て駆除慣れした鹿の群ればかりでした。
当地区の本年のエゾ鹿猟は10月1日解禁、従って例年の様にハンターの姿は見ません。
多くの遠征ハンターが10月1日の解禁と共に北海道を訪れましたが、10月初旬の積雪を伴う冷え込みの前後を除き、豊猟であったと言う話は聞きません。
鹿のこう言う行動からすれば当然ですよね。
あと数日、例年ですとその境は10月28日、遅くとも来週にはと言った所でしょう。
さてPMは山に近いエリアに行きました。定刻が近くなっても中々出て来ません。
5分前になってやっと出て来ました。75cm級です。射程200m強です。命中しましたが、未回収となりカラスのお告げ待ちになってしまいました。
2分前、メス4頭の群れを3段角になったばかりの3~4歳の若鹿が追い掛けていました。
これは駆除慣れしたグループらしくアプローチ初期にもう走り始めました。
冷えは今1つ足りませんが、発情期はもう始まりそうです。
10月26日:5チャンスから79cm捕獲、他にも色々捕獲。
朝夕は晴れ、新月でなければ最悪の条件です。朝1番は500m先に75cm級を発見、あそこに至るアプローチルートはあるのですが、間に合わないかも知れずこれはパスします。
本日はこれまでとべースに帰投中、60cm級を発見、森の手前250mです。おまけのかなりの強風、当たらないかも、やはり失中でした。
まだ少し帰るには早いのでベース近くの林道をパトロールしてからにします。エゾライチョウ発見、おめでたそうです。1度バックしてショットガンを準備し、忍び足接近です。約30m、居たと思った途端飛びました。すかさず1発命中です。エゾライチョウ1羽ゲット。
PM、エゾライチョウはもう居ないかと同じ林道です。今度はタヌキが2頭、本日はショットガンデイです。またマガモの10羽ほどの群れを発見、これは温存しておき28日に生徒が来てからはマガモ猟もしてみたいと思っております。
夕方30分前、カニオスを250mで発見、これも強風です。やはり失中でした。
本日の最後は森の中の牧草地です。まだ山から新しい群れは殆んど降りていないと思いますが、恋の季節は始まった様に思ったからです。
予想通り、定刻5分前、その場所に近付いた頃、ちょうど森から出て来ました。ボス又はNO.2です。かなり遠方からもう警戒モードに入っておりランニングショットは避けられそうもありません。やはり走り出しました。車で良さそうなポイントまで走ります。
もうすぐ出て規定ポイントに到着ですが、ふと気が付きました。このままでは鹿を被せ過ぎて広い牧草地ではなく短い森の方に走ってしまうと。ブレーキを踏んで鹿を少し走らせます。予想通り広い牧草地を走るコースに乗りました。頃は良し、車から飛び出し、発砲準備です。すでに100m強になってしまいました。
1発目、当たらなくはないと思いましたが、有効では無かった様です。鹿はジグザク逃避に走行パターンを変えました。次のジグ方向にタイミングを合わせます。銃を止めない様にと心掛けジグ方向に変わりました。2発目発射、良い命中音と同時に鹿は前方にコケました。
角地面に突き刺さり、そのまま地面に叩き付けられる様に止まりました。
足がまだもがいており。止め矢を撃とうとしましたが、前足は動いていないので止め矢は中止しました。計測すると79cmでした。
角長79cm、体重130kg、スクールで体重測定した固体では1番思い個体でした。
そこから数km離れた場所でボス争いを見ました。250m位ですから射撃は可能ですが、もうタイムリミットを15分過ぎています。初めて真剣モードのボス争いを見ました。15分位見ておりますとその内に暗くなって良く見え難くなりましたが、まだ全力でやっています。
普通は数分で方が付きますが、今回はまだ当分の間決着がつきそうもありません。両者とも体格は互角、角長は80cm弱と見ましたが力の差が殆ど無い様です。
とうとう待望の繁殖シーズン突入です。先の79cmもまだ群れには付いておらず、ボス争いへの出勤途中だったと思われます。今がそのシーズンみたいです。
山から新しく降りて来る群れはまだの様ですが、それもあと数日でしょう。
真っ向からぶつかり合います。少なくとも15分以上やってました。
右の鹿はコケますがそれでもまだ怯みません。
10月27日:5チャンスから3頭、ヒグマアプローチ失敗。
朝はガスが掛かり狩猟的には良好な状態、昨晩はやや冷え込みました。少し山から新しい群れが降りたかも知れません。
朝1、ベースの近くにメス4頭を従えたボスが居ました。これは山から降りた個体ではなかった為、アプローチ中に走り出しました。150mランニングショットは決まらず失中となりました。
続いてO牧場、400m級に一群れがいます。ネス5頭にボス、遠巻きにNO.2とNO.3がいます。これは新しい群れの様です。何処からどの様にアプローチしようかと思案していますと丸く黒いのがやや方向は違いますが、やはり400mにいます。
ヒグマです。あまり大きくありません。全身真っ黒でクロクマみたいです。
迂回して逃げ道を遮断する作戦を取りましたが、残念ながら数秒足りずに失敗しました。
ヒグマはすんでの所で命広いしました。う~ん、残念無念、もうちょっとだった。
続いてY牧場です。メス3頭が森の入口にいます。50mから1頭を頂きました。多分ボスも近くにいると思うのですが、ベテランらしく姿を出しませんでした。
話変わりますが、昨日は渓流釣りもしました。
2時間ほどで20cm前後のドリーバーデン(樺太岩魚)を20~30匹、25㎝級レインボウを5匹釣りました。ドリーバーデンは後から来る生徒の為に全量放流、レインボウのみキープしました。
レインボウはニジマスです。スーパーで1匹100円位で売っているあれと同じ種類ですが、あれは養殖、全くの別物で食べてみればその違いがすぐに分かります。
天然物は尻尾を切ると内臓付きの小骨を含むユニットを芸術的にすっぽり抜く事が出来ます。
アユも岩魚も天然物は同様です。無駄なく綺麗に美味しく戴く事が出来るのです。
さてPM、ベース近くでおめでたいメスを50mでトンコロしました。
夕方は晴れ、上手くありません。こう言う日は日没後10分~30分に良く鹿が動きます。
それでも50㎝級3段角のオスが2分前に出て来てくれ、150mで倒しました。
日没25分後には4頭のメスのボスに会えましたが80cm以上です。また夕方早くから暗くなる日に出直します。ここから数km以内に出てくれます。
Posted by little-ken
at 18:35
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