2012年01月23日

6.猟の装備。

6.猟の装備。 
  6-1.銃に付いて。
ライフル銃はStd口径からマグナムまで現地に用意されていますが、愛銃を持ち込みもOKです。口径は308や30-06のStdライフルでも十分です。弾はワイルドゴート用に40発、メインの大物用に20発、22LRは200発、12番の鴨撃ち用は200発、12番3.5インチマグ50発が用意されています。愛銃に対しても弾がStd口径であれば1式料金範囲内で用意してくれますが、マイナー口径の場合は本人持ちとなります。

愛銃を日本から持ち出す場合は日本側で輸出許可証の事前申請が必要でその申請には実費(2万円位)が必要です。NZでは入国時にNZ国内用の一時許可証を作ってもらわなくてはならず、これに25㌦程必要です。ライフル弾をご自分で持参される場合は弾の輸出許可(これも事前申請)も必要です。なお弾は余っても持ち帰れません。


  6-2.防寒に付いて。
NZは全般に暖かくまた湿度が高いので歩くと非常に暑くなります。それほどハードな所は歩きませんが1日に10~15㎞位を歩きます。
最も寒い時期の7~8月では稀に霜が降りますが牧草が枯れない程度ですから北海道の解禁猟並みで日中に歩くと全部脱ぎたくなる程です。5~6月の場合は厚手の上着は必要にしても水鳥の早朝待猟以外では防寒着は絶対に不要です。手袋も厚い物は不要です。


  6-3.猟装に付いて。
NZではオレンジの着用義務はなく、主に忍びか待ち撃ちです。緑が枯れませんからグリーン系の迷彩が有効です。大雨になる事は稀ですが1日の中でにわか雨はかなりの確率であります。従って迷彩のあまりかさばらないレインスーツが必要ですがサイズが特別でなければガイドが用意してくれます。歩くと暑くなりますのでそれらを入れる迷彩のサブザックがあった方が良いでしょう。足元に付きましても雨が多くぬかるんでいる事も多く、目立たない色のゴム長靴が良好です。足のサイズや形状が特別でない人はガイドが用意してくれます。




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Posted by little-ken  at 10:41 │海外狩猟